管理対象ユーザー

HC:管理対象ユーザー
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エンタープライズプランのワークスペースオーナーは、情報の確認や変更ができるダッシュボードなど、ドメイン内のユーザーを管理するための豊富な機能を利用できます 👥

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エンタープライズプランでは、ワークスペースオーナーが組織内のすべてのユーザーを管理できます。管理対象ユーザーとは、組織の検証済みメールドメインで作成されたアカウントを持つユーザーです。

備考:この機能を使用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • エンタープライズプランを使用していること

  • 操作する人がワークスペースオーナーであること

  • ワークスペースに検証済みドメインがあること

ワークスペースオーナーは、組織のドメインを持つユーザーをさまざまな方法で管理できます。これらの設定にアクセスするには、設定 をクリックして 認証とプロビジョン に進みます。

ユーザーアカウントの管理

ワークスペースオーナーは、以下の設定メニューを使用して、管理対象ユーザーによるNotionの使用をより細かく制御できます。

  • プロフィール情報の変更を管理対象のユーザーに許可する: ユーザーが以下の項目を自身で変更できるようにします。

    Notionで表示するユーザー名、メールアドレス、プロフィール画像

  • 外部ワークスペースへのアクセス: 管理対象ユーザーが、組織が所有していないワークスペースに参加できるかどうかを設定します。

  • 管理対象ユーザーがサポートアクセスを許可できないようにする: トラブルシューティングのためのNotionサポートによるリモートログインを、ユーザー個人が許可できるかどうかを制御します。Notionサポートが表示できる内容について詳しくは、利用規約をご覧ください。

  • セッション時間: ユーザーが再認証を要求されるまでログイン状態を持続できる時間を設定します。これは、ユーザーがログインしているすべてのデバイスが対象となります。

    • エンタープライズプランの管理対象ユーザーの場合、Notionのデフォルトのセッション時間は180日間です。ただし、ワークスペースオーナーは、このセッション時間を1時間から180日間の範囲でカスタマイズできます。

  • すべてのユーザーをログアウトする: すべてのユーザーを強制的にログアウトさせます。

  • すべてのユーザーのパスワードをリセットする: すべてのユーザーに強制的にパスワードを変更させます。

管理対象ユーザーダッシュボード

エンタープライズのワークスペースオーナーは、検証済みドメイン内のすべてのユーザーの概要を確認できる便利なダッシュボードにアクセスできます。

このダッシュボードでは、ワークスペースオーナーは以下を行うことができます。

  • ワークスペースの検証済みドメインを使用しているすべてのユーザーの検索と絞り込み

  • 管理対象ユーザーのプロフィール情報の編集

  • 管理対象ユーザーが所属する外部ワークスペースの表示

  • 外部ワークスペースからの管理対象ユーザーの削除

このダッシュボードにはユーザーの詳細(ユーザー名、メールアドレス、そのユーザーがアクセスできるワークスペースのリスト、最後にアクティブだった日付、二段階認証の設定状況など)が表示されます。

管理対象ユーザーダッシュボードにアクセスするには、次のように操作します。

  • 設定 をクリックして 認証とプロビジョン に進みます。

  • ユーザー管理 セクションの 管理対象ユーザーダッシュボード で、ダッシュボードを表示 をクリックします。

ワークスペースオーナーはこのダッシュボードから、ユーザー名、メールアドレス、IDでユーザーを検索できます。さらに、ワークスペースや二段階認証の方法でフィルタリングすることができます。

注: 一時停止されたユーザーは、所属するワークスペースの課金対象ユーザーとしてカウントされる状態で残ります。

一時停止されたユーザーのコンテンツとコメントは通常どおり表示され、設定したインテグレーションも引き続き機能しますが、プロフィール画像はグレーの取り消し線が引かれたシルエットとして表示されます。

特定のユーザーのプロフィールに対して、ワークスペースオーナーは以下を行うことができます。

  • ユーザーの一時停止

  • ユーザーの削除

  • ユーザー名とメールアドレスの変更。新しいメールアドレスは、検証済みドメインに属している必要があります。

  • ユーザーのログアウト

  • ユーザーのパスワードのリセット

  • 外部ワークスペースからのユーザーの削除


よくあるご質問(FAQ)

ワークスペース管理者が管理対象ユーザーのアカウントに対して行った変更の記録は残りますか?

はい。ワークスペースオーナーが管理対象ユーザーのアカウントに対して行ったすべての変更が、監査ログに記録されます。

パスワードがリセットされた場合、またはユーザーがワークスペースから削除された場合は、対象となったユーザーにはメール通知が届きます。

ワークスペース内のユーザーは、自分のアカウントがワークスペース管理者によって管理されていることがわかりますか?

はい、ユーザーの マイアカウント 設定にバッジが表示されます。

ワークスペースがSCIMを使用している場合でも、管理対象ユーザーアカウントにNotion経由で変更を加えることができますか?

次の場合、この新しいダッシュボードから管理対象ユーザーのプロフィール情報を更新することは推奨されません。エンタープライズワークスペースがSCIM APIを直接使用して、またはIDプロバイダー(Okta、Azure AD、Google Workspaceなど)経由でワークスペースのメンバーをプログラムで管理している場合です。

ワークスペースがSCIMを使用している場合は、Notionの「設定」UIから行われた変更は次のSCIM APIリクエストが同期されたときに置き換えられます。

ワークスペースに、検証済みドメインがいくつかあります。ダッシュボードには、すべてのドメインのすべての管理対象ユーザーがまとめて表示されますか?

はい、複数の検証済みドメインがある場合でも、それらすべての管理対象ユーザーがダッシュボードにまとめて表示されます。

ユーザーが一時停止されると、どのようなことが起きますか?

一時停止されたユーザーは、所属するワークスペースの課金対象ユーザーとしてカウントされる状態で残ります。

一時停止されたユーザーのコンテンツとコメントは通常どおり表示され、設定したインテグレーションも引き続き機能しますが、プロフィール画像はグレーの取り消し線が引かれたシルエットとして表示されます。

他のユーザーは、一時停止されたユーザーとのページの共有や@メンション、一時停止されたユーザーのワークスペースやチームスペースへの追加は引き続き可能です。一時停止されたユーザーは、ログイン、通知の受信、これらのリソースへのアクセスができなくなります。停止が解除されるとこれらが表示されるようになります。

ユーザーが削除されると、どのようなことが起きますか?

削除されたユーザーによって作成されたWeb公開コンテンツまたは共有コンテンツはすべて残りますが、帰属と@メンションは 削除されたユーザー に変更されます。

残っているユーザーが誰もフルアクセス権限を持っていないプライベートページまたは共有ページは削除されます。取り消しと復元のための30日間の猶予期間を経た後、ページは完全に削除されます。

アカウントが将来必要になる可能性がある場合は、ユーザーの削除ではなく一時停止をお勧めします。削除されたユーザーは、ワークスペースの課金対象ユーザー数にはカウントされません。

さらにご質問がある場合は、サポートにメッセージを送信してください

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