データベースオートメーション

データベースオートメーション
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面倒な作業を自動化して効率アップ 🔁

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データベースオートメーションとは、データベースに特定の変更が行われるたびに発生する一連のアクションを指します。トリガー(オートメーションを開始させるイベント)と、アクション(オートメーションの結果)の両方で構成されています。時間を節約して作業を簡略化するためのもので、ニーズに応じて、とても基本的なものからより複雑なものまで作成できます。

データベースのオートメーションは、さまざまな用途に使用できます。たとえば、以下のような使い方ができます。

  • タスクのステータスが変更されたときに、特定の担当者にタスクを割り当てる。

  • ページがデータベースに追加されたとき、Slackチャンネルに通知を送信する。

備考:

  • データベースオートメーションは、有料プランであればすべてのプラットフォームでご利用いただけます。無料プランをご利用の場合でも、Slack通知オートメーションの作成、およびテンプレート内の既存のオートメーションの使用は可能です(編集は不可)。

  • データベースオートメーションは、データベースへのフルアクセス権限を持つすべてのユーザーが作成、編集、削除できます。ただし、Slackオートメーションは唯一の例外です。オートメーションの作成者以外は編集できません。

  • アクセスが制限されているページでは、オートメーションはアクションを実行しません。ページアクセスの確認と変更は 共有 メニューで行えます。

  • データベースオートメーションは、ほかのオートメーションによってトリガーすることはできません。しかし、ボタンのアクションによってデータベースオートメーションをトリガーすることはできます。以下がその例です。

    • 繰り返しテンプレートのオートメーションは、データベースオートメーションをトリガーしません。

    • 別のデータベース内にページを作成するというデータベースオートメーションは、データベースオートメーションをトリガーしません。

    • ページを作成するボタンをユーザーがクリックすることは、データベースオートメーションをトリガーします。

データベースオートメーションを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. データベースの上部にある から「新規オートメーション」をクリックします。

  2. 必要に応じて、データベースオートメーションに名前を付けます。

  3. トリガーを追加します。トリガーの種類の詳細はこちら →

  4. アクションを追加します。アクションの種類の詳細はこちら →

  5. 保存 をクリックします。

データベースにボタンプロパティを追加できることをご存知ですか?ボタンをクリックするだけで、ユーザーの代わりにデータベースに対するアクションを実行できます。詳しくはこちらをご覧ください →

オートメーションには1つまたは複数のトリガーを設定できます。トリガーのいずれかが発生した場合 、または トリガーのすべてが発生した場合 のどちらでオートメーションを実行するのかを、オートメーションの設定時に決めることができます。

備考: プロパティの編集 がトリガーに複数設定されており、オートメーションの実行条件を「次のすべてが発生した場合」に設定している場合、それらのトリガーは約3秒という短い時間内に発生する必要があります。その時間内にトリガーが発生しない場合、オートメーションが正常に実行されない可能性があります。これを回避する方法は以下のとおりです。

  • 各トリガーに個別のオートメーションを作成する

  • プロパティを特定の値に 設定 する、プロパティが指定の値を 含む など、編集 よりも具体的なトリガーを使用する

ページの追加 または プロパティの編集 の2種類のトリガーから選択できます。

プロパティの編集 トリガーを選択した場合、データベース内のどのプロパティによってオートメーションをトリガーするのかを指定します。

名前、ユーザー、数値、テキスト、セレクト、リレーションのプロパティを選択した場合は、プロパティにどのような編集がされたときにオートメーションをトリガーするのかを選択します。たとえば、Notionデータベースに連絡先リストがあった場合、「03から始まる電話番号」をトリガーとして、「ユーザーの都道府県を東京都に設定」をアクションとして設定したオートメーションを作成できます。

トリガーに複数の条件を設定し、それらの条件がすべて揃ったときにオートメーションを実行するように設定することもできます。

オートメーションには1つまたは複数のアクションを設定できます。以下のさまざまなアクションから選択できます。

  • プロパティを編集: 現在アクセスしているデータベース内のページのプロパティを編集します。

  • ページを追加: 選択したデータベースにページを追加し、そのページのプロパティを編集します。

  • ページを編集: 選択したデータベース内のページとプロパティを編集します。

  • 通知を送信: Notionワークスペース内の特定のユーザーに通知を送信します。受信者には、ワークスペース内の最大20人、またはデータベース内の特定のユーザープロパティに関連付けられているユーザーを設定できます。また、通知に添付するメッセージも追加できます。

  • Slack通知を送信…: 指定したSlackチャンネルに通知を送信します。

プロパティの編集 をトリガーに設定している場合、プロパティがどのように更新されたときにアクションを実行するのかを指定できます。

マルチセレクト、ユーザー、リレーションのプロパティでは、一度にすべての値を追加または削除する代わりに、個別に値を追加または削除することができます。たとえばタスクデータベースで、すでに他のユーザーがタスクに割り当てられていたとしても、そのタスク名に「ブログ」という単語が含まれていた場合、あなたの名前がユーザープロパティに追加されるように設定できます。

データベースワークフローの使用に関する詳細はこちらのガイドをご覧ください。

データベースのすべてのオートメーションを確認、管理するには、以下の手順で操作します。

  1. データベースの上部にある をクリックします。

    • は、有効なオートメーションがある場合のみ表示されます。

  2. オートメーションにカーソルを当てて •••をクリックします。

  3. 編集一時停止 、または 削除 を選択します。


よくあるご質問(FAQ)

プロパティの「変更」についてデータベースがスキャンされる頻度はどれくらいですか?

データベースオートメーションは、3秒間隔で動作します。たとえば、この3秒の間に、ユーザーはトリガーとなる変更を削除することができます。その場合、次のオートメーションのトリガーとなるプロパティ変更はないという結果になります。

オートメーションはデータベース全体のページに対して機能しますか?それとも単一のデータベースビューのページに対して機能しますか?

どちらに対しても機能します。作成プロセス中に、データベース全体のページに対してオートメーションを実行するか、特定のビューでオートメーションを実行するかを指定できます。そのビュー内のフィルターが変更されると、調整されたページのリストにオートメーションが適用されます。

データベースへのフルアクセスを持つゲストはオートメーションを作成できますか?

申し訳ございませんが、ゲストはデータベースオートメーションを作成できません。

さらにご質問がある場合は、サポートにメッセージを送信してください

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