Notion HQに公開

インテグレーションで接続性を高め、Notionプロジェクトをよりパワフルに活用する

作成者: Kelsey Garvey

Business Development

約 3分で読めます

Notionは最近、プロジェクト管理のワークフロー全体をサポートするコネクテッドツールであるNotion プロジェクトを発表しました。これによりチームは、ロードマップや議事録、タスクなど、プロジェクトのあらゆる側面をすべて一か所で計画・管理・実行できるようになりました。

その特色である接続性の一要素が、プロジェクト管理や仕事に必要な情報の他のツールからNotionへの取り込みです。そこで注目いただきたいのが、Notion内での接続性がより高く、カスタマイズ可能なワークフローをサポートするパートナーエコシステムです。これには、SlackやMiroのような部門横断的コラボレーションツールのインテグレーション、FigmaやGoogleドライブのファイルプレビューの改善、GitHubやPagerDutyのような開発者ツールからのステータス同期などがあります。

プロダクトやエンジニアリング領域におけるタスク・課題管理の改善

プロダクトチームやエンジニアリングチームでは、品質・スピード・コラボレーションが重視されます。JiraやGitHub、GitLabから課題を同期し、PagerDutyのインシデントとShortcutのタスクをプレビュー、Rootlyやincident.ioのようなツールでこれらのインシデントを事後分析データベースにまとめるなど、日々の仕事で使っているツールの情報をNotionプロジェクト上でまとめて参照できるようになりました。

GitHub PR(プルリクエスト)プロパティをNotionデータベースに追加し、GitHubとの統合がさらに進化することで、部門横断的なチームがタスクと一緒にPRのステータスを自動的に把握できます。

ファイルを一か所で管理し、重要なコンテキストを追加

複数のアプリの使用は、プロジェクト情報の断片化を引き起こします。FigmaやCanvaのデザインアセットから、GoogleドライブやDropboxのファイルまで、Notionプロジェクトを使えば、プロジェクト管理ワークフローにさまざまなファイルを取り込み、チームの全員が完全な文脈を理解することができます。

GoogleドライブやFigmaのファイルを、プロジェクトデータベースのプロパティとして追加することもできます。たとえば、ソーシャルメディア管理者が今後のアセットをタスクとして追跡する必要があるとしましょう。この新しいデータベースプロパティを使うと、Figmaのフレームをタスクに直接取り込んですべてのステークホルダーに簡単に共有し、素早くフィードバックを得ることができます。

データインサイトを取り入れ、情報に基づいた意思決定を促進

プロジェクトではしばしば、戦略文書や提案書、ロードマップ、事後分析など、あらゆるものが必要になります。これらのドキュメントには、十分な情報に基づいた意思決定を行う上で、極めて重要なデータインサイトが含まれています。そのため、NotionプロジェクトはMixpanelやTableauのようなビジネスインテリジェンス/プロダクト分析ツールとのインテグレーションにより、ダッシュボードやデータインサイトをチームで利用できるようにしています。

例えば、ローンチ結果をレビューするなら、AmplitudeのチャートをNotionプロジェクトに埋め込めば、部門横断的なステークホルダーに結果を知らせることができます。

また、GRIDやRowsを使用し、Notionをソースデータベースとしたデータの可視化を行うこともできます。たとえば、あなたがエンジニアリングマネージャーで、あるプロジェクトのエンジニア別の未完タスクをマッピングしたいとします。Notionプロジェクトを使用し、これらのアプリを追加するだけで、簡単に情報を可視化することができます。

フォームやオートメーションアプリでツールの接続性を維持

私たちは、プロジェクト管理ワークフローの自動化を可能にするため、NotionプロジェクトにMakeやZapierなどの主要なインテグレーションプラットフォームを統合できるようにしています。これらのパートナーを活用すれば、インテグレーションギャラリーに掲載されていないものを含め、あなたが使うあらゆるアプリの情報をNotionワークスペースに簡単に同期できます。

フォームは、リサーチ部門がユーザーインサイトを収集し、Notionのデータベースに送信する際に役立ちます。Typeform や Tally、Fillout、NotionFormsを接続すれば、これらのアプリがフォームに入力された情報をNotionデータベースに自動で反映し、リサーチやカスタマーエクスペリエンスなどの業務を効率化します。

主要なコラボレーションツールですべてを連携

NotionとSlackの併用は、Notionユーザーに人気の組み合わせです。そこで私たちは、Notionプロジェクトの補完のため、より深いSlackとのインテグレーションを実現しました。ユーザーフィードバックの保存などのSlackメッセ―ジをNotionデータベースに送信したり、Notion上のタスクの更新通知などをSlackで受け取ったり、展開可能なリンクを共有したりできるようになりました。

ほかにも、お気に入りのホワイトボードや作図ツールのボードを、Notion内のブレーンストーミングの資料や議事録に使用するのもおすすめです。NotionはMiro、Whimsical、Lucidchartなどに対応しています。

プロジェクト管理のニーズに合わせたNotionのカスタマイズや接続

プロジェクト管理の未来は、「情報のつながり」が鍵となります。Notionプロジェクトを使用すると、ツールやデータ、情報を一か所にまとめて接続できるため、部門横断的な協業者がどのようなツールを使用していても、チームはプロジェクト情報を一元管理し、認識齟齬のないワークフローを実現することができます。

Notionワークスペース内で使用できるアプリの全リストは、アップデートしたインテグレーションギャラリーをご覧ください。ご希望のインテグレーションが見つからない場合は、こちらからいつでもNotionのAPIを活用して構築を始めることができます。

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